覚せい剤ドットコム /刑事事件、最新ニュース

①覚醒剤、約2キロをスーツケースの中に隠し、密輸入しようとした疑いで韓国籍の男が逮捕。

覚醒剤の営利目的輸入の疑いで逮捕されたのは、韓国籍の自称ツアーガイドのジョン・ヨンス容疑者(49)。ジョン容疑者は先月、マレーシアから関西空港に到着した際、スーツケースの中に覚醒剤、約2キロを隠して密輸入しようとした疑い。警察は、ジョン容疑者が覚醒剤をカンボジアから持ち込んだとみている。

②覚醒剤公判大阪地検「府警が証拠消去」

大阪地裁で捜査の違法性が争われている覚せい剤取締法違反事件の公判。弁護側が証拠開示を求めていた職務質問時などの映像データについて、大阪地検が「大阪府警の警察官が誤って消去した」と回答。データは残っていないといい、被告の男(60)の弁護人は「捜査機関が都合の悪い証拠を故意に消した疑いがある」と批判。弁護人によると、男は今年5月5日午後、大阪市平野区の路上で職務質問を受けたが、任意同行を拒否。平野署員らは、強制採尿令状が執行されるまで6時間以上、男を追尾し、取り囲んだり腕をつかんだりした。タクシーや携帯電話の利用もさせなかったという。男の尿からは覚醒剤が検出され、逮捕・起訴。署員は、当時の様子をデジタルカメラで動画撮影していた。弁護側は初公判で職務質問や任意同行の違法性を訴えている。6月26日、映像データの証拠開示を地検に請求。地検はいったん開示を約束したが、9月末になって「データは警察官の過失で消去され、残っていない」と説明した。昨今、覚せい剤の取り締まり方法に問題があるとして無罪判決が散見される。廃盤書籍(覚せい剤逮捕で16回不起訴にした男の実話とその弁護士)に記されていたような方法が現実になったといわざるを得ない。弁護人への地検の説明によると、署員が5月8日、データが入ったSDカード4枚を映像確認のため検察官に渡し、6月14日に返却されたが、DVDなどに保存しないまま別の署員が誤って使用し、データが消えてしまったという。

③ASKA、覚醒剤事件を振り返る

歌手のASKA(60)が覚醒剤事件を振り返り心境を語った。2014年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕され懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受けたASKAは、某ライターの話によれば、親族のなかに兵庫県西宮市にある大型宗教団体の関係者がおり、復帰へのバックアップをしているのではないかという。執行猶予が明けて今月5日、約5年ぶりにライブ活動を再開。

2018年11月17日